電磁波過敏症のトピック

inakamusume2010-07-01


電磁波過敏症 周囲の理解は?
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2010/0614/322940.htm?o=0&p=0
(pu-koさん、出番ですよ!)


読売新聞社の、大手小町というサイトのトピックです。
皆さん、冷静に書かれていて興味深かったです。
かなり、読む価値あり。

■「私は食物アレルギー」と言われると信じられない
「そばアレルギー」と言われれば、そんな人もいるのかと理解できますが、これを一般的に「私は食物アレルギーです」と言ってしまえば、この人は食べ物はすべて受け付けられないの?。どうやって生きているの?と思ってしまいます。

「私は電磁波過敏症です」と言うのは「私は食物アレルギーです」というのと同じで、電波・電磁波があふれている今の時代にどうやって我慢して生きているの?と思ってしまうわけです。

だから、そばはダメだけど他の食べ物はOKの「そばアレルギー」があるように、その人が具体的にどんな電波や電磁波に過敏なのかを調べていくことが、電磁波過敏症を一般に浸透していくために必要なことだと思います。

なるほどなるほど。わかりやすい。
こちらもわかりやすい。

■問題なのは電磁波過敏症と称する人達の無知だと思います。

こういう人達は皆が知らない知らないと叫ぶだけで自分の無知を認めない。
電磁波とは電波・X線・紫外線・赤外線、その他収集様々なものを呼ぶ名称でありたった一つのものをしめすものではない。
その全てが原因などということはありえない。
どなたかも書いてますが、二重盲検法により電磁波との関連は否定されました。
しかし、“症状は実在する”と認めています。
病気の存在を否定してはいません。

電磁波が原因ではないとしただけのことです。
未だ原因はわからないのです。だから学者たちが今もせっせと調べています。
未知の電磁波があるのかもしれないし、細菌などのせいかもしれないし、精神的なものかもしれない。誰にもまだわかってません。
電磁波が原因であることは現在否定されています。
それなのに素人の方が何故に電磁波に拘り、意味のない行動を続けるのか。
それが宗教扱いされる理由でしょう。根拠なく信じている。
本当に治ることを望むなら適切に調べ治療にあたるべきです。


化学物質過敏症にも同じことが言えますね。

■アレルギーが認知される前もそうでしたよね。
こんなことを言っては失礼かもしれませんが…

アレルギーが一般に認知される前。
「私は○○のアレルギーだ」と言うと、頭のおかしい人扱いされることがよくありました。

ただ、それは皆の無知のせいばかりではありませんでした。
他のレスにもありますが、あの時代、自称アレルギーさんの方が真性アレルギーさんよりはるかに多かったためです。
ちゃんと医者の診断を受けて、アレルゲンも確定して、「本当に○○だけはダメだから…」と皆に頼もうとすると、必ず、「私もアレルギーなの!」と何でもかんでもアレルギーと主張する人が現れて、話をグチャグチャにしてしまう。
で、ウンチク好きの否定派さんがそれに飛びついて、適当な屁理屈を述べるので、まともにアレルギーの話ができませんでした。


うわぁ、なんか耳が痛いかもしれない。
私もここでいう自称アレルギーかもしれませんね。ちゃんと調べてないわけですし。


さて、アンチの意見。

■電磁波病
トピ主の方の書き込みを読むと自分に都合の悪い意見は無視しているようです。

多くの方が書いていますが世界は電磁波で満ち溢れています。 物質はすべて多かれ少なかれ電磁波を出しています。 電子機器に限りません。 そもそも光が電磁波です。 電磁波が体調を壊すのなら晴れた日に外に出たら卒倒するでしょう。
それとも自然界の電磁波は大丈夫で携帯電話やPC、電子レンジだけがだめ?
でもテレビや自動車、蛍光灯やら生活に欠かせないもの(欠かしたくないもの)なら大丈夫なわけですか?
電磁波過敏症」の方々は大変に都合良く(都合悪くかな)選択的に電磁波を感じ取っていらっしゃるようですね。
波長の違いを感じ取っているのか、波形の違いがわかるのか。
少なくとも「電磁波過敏症」の症状を読む限りでは精神的な問題だと思います。
「思い込み」ではあっても心と体は一体ですから(病は気からと昔から言いますが、これは伊達では有りません)。


これがまさに健常者の意見ですね。
科学をかさにきているのでタチが悪いというか。
「特定のもの」が「閾値を超えると」というのを一切無視しています。
人間の体というのは、アレルギーがそうであるように、
「特定のもの」が「閾値を超えると」というのが
深く関係している、と個人的な経験からは思います。
あと、電磁波の発生源との距離ですね。
私は電磁波カウンターを持ってますが、
電磁波の強さはかなり距離に影響されます。
テレビも携帯もPCも、
だいたい1cmより近くにカウンターを持っていけば
ビビビビとメモリが振り切れます。
電球やテレビはOKなんです。だって距離1cmのところで使いませんし。
半メートルも離れれば、カウンターはピクリともしません。
でも携帯は距離1cmのところで使うわけです。


「宇宙人は存在しない」と断定するのが不思議なのと同じく、
「精神的な問題である」と断言してしまうのも不思議です。
他人には他人なりの身体感覚があるはずなのにねぇ?
私は電磁波過敏症ではありませんけど、存在するだろうなと思いますよ。
第一、否定するに足る根拠がありませんし。


ちなみに、このトピックの中でも、
ちゃんと自分の弱い電磁波をわかって言っている方がいます。
アンチの人にはこういう意見こそ無視せずに
「気の迷いだ」と噛み付いてほしいなぁ。

■僕も電磁波過敏症かも

僕も電磁波過敏症です。

可視光領域から少し紫外領域に外れた(波長400〜280ナノメーター)あたりの電磁波に当たると、真っ赤にはれたりします。数日経つと皮がめくれてきたりしますね。長期にわたって晒されると皮膚がんになりやすいというのは科学的にもよく言われていますね。

波長400〜750ナノメーターの強い奴が顔に当たると、目に強い刺激を感じて眠れなくなりますし。

波長が長い方の電磁波も危険ですね。強いのに当たると痛みを感じて水ぶくれができたりします。

↑これくらいそれぞれの波長に対する症状の依存性をはっきりと提示できれば、誰にでも電磁波過敏症だと信じてもらえますよ。

電磁波過敏症の皆様、電磁波を正しく知って、正しく対処してください。


この方は、電磁波過敏症の鏡ですね(笑)
電磁波過敏症に限らず、化学物質過敏症でも、
このくらい原因がはっきりわかって言えると信頼がおける、と思います。
まぁ、“電磁波”過敏症、”化学物質”過敏症は
言葉の風呂敷がでかすぎるからこそ、
反論したくなる人が大勢いるんでしょうねぇ。


アレルギーの血液検査(IgE検査)のように、
いずれ学者も納得のいく数値で見えるようになればいいのですが。
アレルギーだって昔は気のせいだったはずですからね。


ま、今のところ結論はありません。というのが結論かな。