炭で洗濯をリトライ!

備長炭イメージ


ひっさしぶりに、炭洗濯をリトライ。
てか、2月からさぼってたのね。
(→2月の日記

・・・黒くなったよ・・・。
まあ予想はしてたので、適当なタオルだけ洗ったので、被害は最小だけど。


まず粒炭を粉石けんネットに入れて水洗いして、
念のため水をはったバケツに放り込んで撹拌。
すると水が黒く濁っていたので、こりゃダメだと粒炭は早々にあきらめた。
次に、備長炭(普通の長いやつ)を靴下に入れたものを念のためさらに洗濯ネットに入れ、洗濯。


仕上がりはグレイ。ほのかなグレイ。
うあーーー長いヤツ使ったのになぁ〜〜。


でもね、以前、粒炭で洗濯したときにやっぱり洗濯物が全部薄墨色に染まったんだけどさ、それ、何回か洗濯してたらとれたんだよね。前は「あ、これ炭で洗ったヤツだ」ってすぐわかったんだけど、今ではほかの洗濯物と見分けがつかないくらいになってる。


やっぱり粒子なんだと思うな。細かい粒子。
小学校の理科の教科書にあったじゃないですか、ビーカーの中にそれぞれインキと泥を入れてかき混ぜて比べるヤツ。数時間後、泥の茶色い水は、底に泥が沈殿していて上の方は透明な水になってる(=溶けてない)。一方で、インキのほうは、何時間たっても色がついたまま変わらない(=溶けている)。


炭も、洗浄が足りないと細かい炭の粉が洗濯物の繊維の奥にまで付着しちゃってグレイになる。けど、染色されたわけじゃないから、何回も洗濯を繰り返すうちに繊維の奥に入り込んだ炭の粉がとれて、戻る・・・・・んだと、思う。多分。
ま、私の仮説ですが。


誰か科学的に証明してくれないかしらん。


でも実際のところ、炭を使った洗濯ボールは市販されているので、(例えばコレね)

多分、洗浄をしっかりして表面の粉を落として、なおかつ微細に割れても粉が外にもれないような工夫をすればいいんだよなぁ。


エコロンにしろ、備長炭にしろ、ドラム式は不可ってなってるので(大きいので脱水のときに揺れが大きくなるため)できれば粒炭を使ってやりたかったんだよね。うちはドラム式なので。まぁ不可ってなってるくせに実験はしてるけど。
でも粒炭、洗っても洗ってもかなりしつこく黒くなるのでどうしようかと。もっと外側の外身の粉吸収を工夫すればいいのかなぁ?


もうちょい実験を続けてみようっと。


そういえば私、石けんでパッチテストして陽性になっちまったんですが、多分「脂肪酸」のアレルギーなんだろうって言われた。エコ派の間ではそれっほど、珍しくはないみたい。
まぁ玄米食べて体調悪くする人がいるのと同じですね。完璧なものはない。


今、wikiを見てたら、日本に伝わったのは戦国時代末期か安土桃山時代だって。最古の文献は1596年。
ってことはそれ以前は日本人は石けん使ってなかったってことだよな。米ぬか、うぐいすのフン、もしくは水だけかしら。農民は水浴びだけだったろうな。灰くらいは使ったのかな。


カスティリア石けんとかが有名だから、まぁもとはスペイン人かポルトガル人のもの。肌の強い白人のものだから、日本人には向いてないのかもね。そもそもヨーロッパ人って1ヶ月に1回くらいしか風呂入らなかったわけだし。


ま、もうちょっと炭を続けてみよう。また飽きたら放置するかもしれないけど。