石けん信者、石けんアレルギーに敗れる

NOV ソープD


さて、今年に入ってから、パッチテストで金属アレルギーの検査をして13種類の金属に反応したのと同時に、浄水器の水、重曹、純石けん、粉石鹸、純へちま水、およそ私が揃えてきたカラダに優しいと思われるすべてのものにかぶれることがわかりましてね。でもなんで石けんでアレルギーが出るのかわからなかったんですけど、つい先日、
「それは多分、脂肪酸のアレルギーですね」
と言われてああなるほどって思ったんですわ。
石けんは別に変なところのじゃなくて、シャボン玉とかねば塾とかの信頼性の高いところですよ。


脂肪酸ナトリウムとか脂肪酸カリウムとかって天然の界面活性剤ですね。石油から合成されてない天然のものですが、油を落とす界面活性剤にはかわりないわけで。つまり皮膚への刺激はないわけではない。


前の日記でも書きましたけど、多分日本人は歴史的に界面活性剤を使ってこなかったと思うんですよね。めったに風呂に入らない(過去の)ヨーロッパ人と違って、日本人は昔からほぼ毎日風呂に入ったり河で水浴びとかしたりしてたので、石けん発祥の国の人々と違ってあんまり風呂のたびに皮膚の脂分を落とすのに必死にならなくてよかったんじゃないかと。だから米ぬかとか使ってやさしーく洗ってたと思う。


で、純石けんがダメなので、皮膚科で代替品を検査されて、唯一OKだったのが常盤薬品のNOVソープD。製薬会社からいくつか「肌に優しい」を歌ったものはでてるけど、大丈夫なのはこれだけだった。
脂肪酸をキーワードに全成分をみて納得、NOVソープDは脂肪酸がない。

■ノブ ソープ D:全成分
オレイン酸Na、水、スクロース、ミリスチン酸Na、グリセリン、パルミチン酸Na、ステアリン酸Na、アルギニン、BG、エチドロン酸、EDTA-2Na、塩化Na


なるほど、NOVのアクネソープがダメで普通のソープがOKだった理由はこれか。
でもシャンプーリンスはダメ。かぶれる。こっちは脂肪酸入ってないから何が理由かわからないけど、いずれ調査してみよう。


まぁ、わりと自分は石けん信者だったところがあって、米ぬかとか泥(ガスールとか)も使ってきたけど、どうも洗い上がりがぬるぬるしてるようで良くなくて。石けんだと皮脂がとれてキュッキュッってかんじになるので好きだったんだけど。
まぁ慣れの問題でしょうね。日本人だからキュッキュするほど洗わない方がいいんだろうな〜。米ぬかとか泥とかは、しっとりするのでなんか洗ったような気がしないんだけど、単なる慣れの問題だろうなぁ〜〜。うーん。


ガスールとNOVソープで比べるとガスールの方が安いんで、ガスールに慣れたいところです。
でもやっぱ泥なんで、掃除が面倒なんだよなぁ〜〜〜。ブヒィ